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身延山地|篠井山 御堂川右俣本谷遡行

2025.04.27

記録

日程
2025年4月27日
メンバー
たもしま、たな
天候
晴れ
体2攀2悪4藪2水2
たもしま★6、たな★6
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • 御堂川右俣本谷:3級上
    篠井山では最も登り応えがある沢とされるが、渓相が良く、ホールドが豊富で登りやすい滝が多い。2箇所で大高巻きする必要があるが、最後の50m大滝の高巻きは極悪。最後まで本谷を詰めずに六の沢(6ルンゼ)でも登った方が良いかもしれない。

※ヤマビル注意

篠井山周辺の沢はこれまでに数多く溯下行してきたが、最も登りごたえがあるとされるこの御堂川右俣本谷は後回しになっていた。4月下旬となり日も長くなってきたので、多少てこずっても大丈夫だろうと思い、訪渓。

入渓して堰堤を越え、しばらくゴーロを歩くと、滝場が始まる。これは7mCS斜滝。

快適な多段10m滝

激シャワーで登れる8m滝だが、右から容易に巻ける

綺麗な2条24m滝
ゴルジュ状になってくる
インゼルの始まりの10m滝
意外と登りにくい3mCS滝

6m滝から顕著なゴルジュが始まり、絶望的に見えるが取りついてみればさほど難しくもない

ゴルジュ内4mCS滝

ゴルジュの終わりには21mCS滝があり、これは登攀困難。右岸から大きく巻いた。

沢に戻るとすぐに次のゴルジュが始まり、これは8m岩間滝。右を直登。

この15m滝も直登
14m滝は右から
振り返ればいい景色

最後の50m滝。右岸から巻いたがかなり悪かった。この上は右の谷へ入ったところ、以降は大したものは無かった。

そのまま歩いて、春霞の篠井山山頂へ。

廃道となっている御堂登山道から下山したが、ここは一番分かりにくかった。かなり細いバンドで谷を横断する。

 既往の記録からかなり高巻く箇所が多い沢かと思っていたが、ラバーソールとの相性がいい岩で登れる滝が多く、結局高巻いたのは2つの滝だけ。登れる滝が多い、面白い沢だった。発達したゴルジュの景観も素晴らしい。ただ、最後の50m滝の高巻きだけは極悪。ルート取りをミスしたのかもしれないが、そうでないとすれば、六の沢(6ルンゼ)でも詰める方が良いかもしれない。
 最も登り応えのありそうな沢は終わったが、まだまだ南部町には気になる沢があるので、今後も訪れたいと思う。

装備・コースタイム

6:59 出発 – 13:42 篠井大明神 13:43 – 13:57 篠井山 14:09 – 14:13 篠井大明神 14:14 – 14:19 満願寺跡 14:20 – 14:22 篠井大明神 14:23 – 15:13 水呑場 15:14 – 16:30 帰着
(合計9:31/距離7.9km、登り1,928m、下り1,923m)

ラバーソール適

遡行図

地名

本記録・遡行図で使用している地名は「指導標 篠井山特集号」(静岡山の仲間山岳会,1961)に拠る。
 堰堤名は「宇東川堰堤」であり、OSMでは「宇東川」「入山川」と記載されていることから、行政上の河川名は「宇東川」であると思われるが、今回現地で農婦から聞き取った河川名は「御堂川」であった。行政上の地名が実態と異なっていると思われる。なお、「御堂沢」とする記録もある。

他の記録

・指導標 篠井山特集号 坂部弘(静岡山の仲間山岳会)1961.2.1発行
・フォールナンバー19号 杉山克行(静岡勤労者山岳会)1980.7.12遡行
・源流遡行 第4号 三井貞彦(さがみ山友会) 2000.11.19遡行
・静岡大山岳部ウェブサイト:2007.9.25遡行。6ルンゼから詰めている。
http://www.sangakubu.net/report/2007/heiki/midousawa/index.php

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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