伊豆|川久保川 桜橋沢遡行・滝ノ打沢下降

朝からの堰口川本流の遡行は予定通り、昼過ぎには終わったので、その周辺の沢で多少は滝がありそうだと目を付けていた、川久保川の支流へ。
記録
独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。
・定義や意図は「源流徘徊」を参照。
・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。
★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。
- 桜橋沢:2級下
短い小沢だが、直登できない16m滝を筆頭に滝が結構あって、まずまず楽しめる。入渓後すぐにある、登れない滝を連ねるゴルジュの高巻が難易度的な核心。標高が低く水量も少ないので気温の低い日向け。 - 滝ノ内沢:2級下
短い小沢だが、下部の堰堤群のすぐ上流にそこそこ立派なゴルジュがあり、遡行であれば多少は滝登りを楽しめそうである。それ以外に大した滝はなく、桜橋沢を遡行した後の下降ルートとして丁度良い。
片瀬併用林道の脇のスペースに駐車。
なお、この林道は路面状態があまり良くないため、この沢へ行くなら沢の上流側の車道からアプローチした方が良いかもしれない。

桜橋沢は、堰堤を2つ巻くとすぐに核心ゴルジュが始まる。最初の3m滝は容易に直登し、続く7m滝は左を巻いたが、そこそこ悪かった。

直後の5m滝も登れず、左岸から大きめに巻く。ここもやや悪い。

2段7m滝も登れそうにないのでまとめて巻いた


予想以上に立派だった、16m滝。左岸から巻き。

桜橋沢の最後には4段11mの快適に登れる滝が出てきて、以降は何もなさそうなので、滝ノ打沢へとトラバース。

滝ノ打沢も桜橋沢同様、下部にそこそこ立派なゴルジュがあった。大きく巻くのは容易。この写真は2段15m滝。

2段4m滝と、10m滝。これらもまとめて巻いて、最後に堰堤をいくつも巻いて、終了。
桜橋沢は、直登できずに巻きもやや悪いゴルジュあり、直登できる小滝多し、意外と立派な16m滝もありと、予想よりは良い沢だった。滝ノ打沢のゴルジュも予想よりは立派だったが、とはいえわざわざ遡行するほどでもないだろう。
2時間半で終わる沢だったが、馴染みの伊豆半島において、沢登りの対象に十分なる沢を新たに発見でき、良かった。
ゆっくり目に周回しても半日で終わると思われるため、わざわざ1日かけて来るような沢ではないが、晩秋〜初春のオフシーズンに、堰口川 本沢〜ウス畑沢の溯下行と組み合わせたり、周辺観光と組み合わせたりするには悪くない選択肢だと思う。
装備・コースタイム
15:37 出発 – 16:51 尾根越え – 17:59 帰着
(合計2:22/距離2.9km、登り362m、下り346m)
・ラバーソール適、ぬめり少ない
・ロープは不使用、使う場合も30mで十分
遡行図

地名
桜橋沢、滝ノ内沢の名称は渓流釣場事典(鈴野)及び関東南部の溪流(鈴野)に拠る。なお、「滝ノ内」という地名は、桜橋沢にある堰堤と、静岡県民有林小字マップにもある。静岡県民有林小字マップではこの附近に「八坪沢」「ヤツキ沢」「ヤツ木沢」という地名もあり、これらが今回行った沢を指す可能性もある。
下山メシ&周辺施設
○いかりや
海沿いの道から小高い丘の急坂を登る。うちの車の馬力では限界が近いエンジン音が鳴った。
海が良く見える、店主の趣味全開の多国籍料理店。美味しいのにすごくリーズナブルで良い。

他の記録
記録未見
〇本件ヤマレコはこちら
1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。









