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【身延山地】安倍川 沢口沢左俣〜本谷 天神の滝 遡行・右俣下降

2026.06.06

この週末は、天気予報が良くなかった。さんざん悩んだ末、土曜日帰りで、沢口沢を計画した。水曜に襲来した台風6号による増水で、普段水がない天神の滝に適度に水があるのではないかと期待したからだ。

記録

日程
2026年6月6日
メンバー
たもしま、たな
天候
曇り後晴れ
体1攀2悪2藪0水2
満足度
たもしま★6、たな★5
  • 沢口沢左俣〜天神の滝
    平水の場合天神の滝に水はなく、簡単な岩登りだが、適度に増水していれば快適な大滝登攀を楽しめる。普段は水がないため、ぬめりが殆ど無いのも良い。本谷の下部はゴーロのみと思われるため、アプローチには滝の多い左俣を使う方が楽しめそう。
  • 沢口沢右俣
    やや短いが、結構立派で滝も多いゴルジュがあり、登っても下ってもそれなりに歩き応えがある。低い標高で水が涸れるので、上まで詰めることは薦められない。天神の滝を登った後の下降ルートとすれば、内容の濃い周回ルートになる。
2022年の台風で壊滅した山葵田が、公共工事で復旧中だった。こんなぴかぴかの山葵田、なかなか見ない。
本谷を遡行予定なのにうっかり左俣に入ったが、下部に小滝群があり、それなりに楽しめた
左俣の15mは左から巻いたが、そこそこ悪かった
左俣は15m涸棚の中腹辺りから大量の湧水があり、ここで水涸れ。トラバースして本谷へ向かう。
トラバースの途中、綺麗な20m滝の下を通った。これも本谷の枝沢のようだ。
本谷は概ねゴーロの凡谷で、淡々と登っていくと、天神の滝。良かった〜、程よい量の水があるではないか。1p目はたながリード。非常に爽快な登攀。
2p目はtamoshimaがリード。ここが2p目の核心部。
3p目は、大滝登攀というよりも連瀑のような気も。
4p目、ゴルジュ状の連瀑。概ね快適。
5p目の出だしは、この樋状滝を右から小さく巻いて登り、
最後にこれを登って終了。ここは右から簡単に巻けるのだが、たなは直登していた。
トラバースして右俣に入り、下降していく30mの殆ど水のない滝。ここは連結で懸垂下降。
8m滝は右岸から懸垂下降
10m滝と6m滝をまとめて、左岸から懸垂下降
4m滝をクライムダウンし、最後に3m滝を大巻で下ったら、あとは難所はなく、本谷に合流した。

※ヤマビル見かけず

装備・コースタイム

9:48 出発 – 12:28 天神の滝 13:54 – 15:36 帰着
(合計5:48/距離2.1km、登り494m、下り496m)

今回はサワタビで登攀。クライミングシューズは持って行ったが不使用。

遡行図

(同日の横沢も併載)

地名

・沢口沢と書いて「さわぐちさわ」または「しゃくしさわ」と読むとされているが、沢口を「しゃくし」と読むのは無理がある気もするので、実際は別名なのかもしれない。

下山メシ&周辺施設

沢口沢沿いの車道の終点附近に駐車。沢口沢の岩場の紹介ページ(下記)によると、2台まで駐車して良いことになっている。
山葵田復旧工事中のため仮設トイレがあったが、普段は無いと思われる。
https://ogawayama.online/shizuteria/sawaguchisawa/sawaguchisawa-j.html

他の記録

・WEB上には沢口沢の遡行や天神の滝の登攀の記録はない。
・沢口沢の岩場のトポには、天神の滝が5.8程度で登れると書かれている。残置ハーケンは結構ある。
https://ogawayama.online/shizuteria/sawaguchisawa/sawaguchisawa-j.html
・沢口沢の右俣・本谷・左俣について、『安倍川流域の山と谷』(石間信夫,1957)で紹介されている。

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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