道志山塊|鹿留川 鼓小屋沢遡行・吉原沢下降

記録
独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。
・定義や意図は「源流徘徊」を参照。
・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。
★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。
- 鼓小屋沢(遡行した沢):2級
全水量が940m付近の涸棚の下から湧いており、その上流には60m近い大涸棚があるが、そこに水がないのが残念な沢。水のある区間には殆ど滝はなくゴーロばかりで、大涸棚の上流には1つだけクライミングを楽しめる涸棚がある。 - 吉原沢(下降した沢):1級上
下部には10m以上ある滝2つと小滝がそれなりにあり、側壁も結構立派で、沢登りとして楽しめる。登っていくと平凡な沢となるので、適当に途中で切り上げても良さそう。湧水豊富で集水域の割に水量が多く、冷たい。
鼓小屋沢は地形的に大きい滝がありそうな沢で、5年前に鹿留川右岸支流を探索したときから気になっていた。
5年前:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2350435.html
林道のそれなりに奥の方なので林道の通行止めが解除されてからにしようかと思っていたが、いつまで経っても解除されないので、林道を歩いてでも行ってみることに。
しかしながら、まさか、こんなに集水域があるのに、涸れているなんて。残念過ぎる。60m近い落差があって、水があればさぞかし立派だっただろうに。逆に言えば、そんな大滝がありそうなのに、全然知られていないのは、涸れているからだったか。失意の中尾根を越えて吉原沢を下降したが、こちらは湧水豊富で冷たい沢だった。
見たい物は無かったものの、5年来の気になる場所を解明できたので、良かったということにしておく。

二俣手前の4m滝:まさか、これが唯一の水のある滝になるとは予想だにできず、早々に登った

期待しながら大滝に近づいていくが、あれあれ? 涸棚があって、その下から大量の水が湧いている。ここは右から巻き気味に登攀。

が〜ん! 下で大量の湧水があったということは、やはり大滝に水はない。60m近い落差があるだけに、超残念。

一応大涸棚を巻いてみたが、その上流も水はほぼ無い。この10m涸棚だけ登って遡行を切り上げる。ここは多少登り応えがあった。

吉原沢はこんな感じの小滝が結構あって、悪くはない


13m斜瀑:ここは楽しく登れそうだったが、わざわざ登り返す気にはならず。
装備・コースタイム
11:45 御正体神社 – 11:56 天岩橋 – 13:53 尾根越え – 15:18 天岩橋 – 15:27 御正体神社
(合計3:42/距離6.9km、登り685m、下り684m)
ラバーソールだったが、鼓小屋沢の涸棚登りには役立った一方、吉原沢ではよくヌメった。
遡行図

地名
鼓小屋沢と吉原沢の沢名は、渓流釣場事典(鈴野,1979)に拠る。その他の資料も確認したが、これらの沢名の記載は確認できなかった。
周辺施設
細野鹿留林道のゲート前は4台程度駐車可。
細野鹿留林道のゲートは昔は開放されていたようだが、ここ数年は閉ざされたまま。
他の記録
〇本件ヤマレコはこちら
1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。







