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安倍奥|浅間沢右俣遡行・左俣下降

2025.03.01

記録

日程
2025年3月1日
メンバー
たもしま、たな
天候
晴れ
体1攀2悪1藪0水1
たもしま★4、たな★4
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • 浅間沢右俣:2級
    それほど大したものもなく山葵田跡が多い沢。水が涸れた後に、適度な難易度で登れる大涸棚があり、多少は遡行価値がある。大涸棚には残置ハーケンがあり、記録は未見だがかつて登られている模様。クライミングシューズまたはラバーソールがあるべき。
  • 浅間沢左俣:2級下
    ごみが多く残された山葵田跡が多く、見苦しい。生活感と怨み言の残る小屋もあって、なかなか印象的。2段27m大滝もあるが、登れそうではない。下流側は適度な小滝が続き、それなりだが、わざわざ行くような沢ではない。

安倍川流域にはマイナーだが結構面白い沢が多いので、いろいろ行ってみている。浅間沢は短く、半日で行けそうだと思っていたら、そう思っていたせいか寝坊した。ということで、昼から入渓する。

右俣を遡行する。登る気になれない10mCS滝が現れる。

CS滝の先は小滝が続く。水流沿いを登るたな。

小滝を登るtamoshima。

大したものはなく、山葵田跡ばかりの沢だった。水流を逃がすためのパイプが設置されていた。沢の流路を変えて、本流筋を全面的に山葵田にしていた。これまで数多くの廃山葵田を見てきたが、こんなものは見たことがない。

やがて水が涸れてしまい、がっかりしていたところに大涸棚が現れた。適度な難易度で登れる棚で、たながリードする。

大涸棚には古い残置ハーケンがあった。ボロボロで使えそうにはなかったが、この棚がかつて登られていたことを示している。こんな所に残置ハーケンがあるとは意外だった。

快適な涸棚の登攀。この大涸棚のおかげで、それなりに遡行価値のある沢だと思えた。大涸棚を抜けて、下降は左俣へ。

謎ムーヴで降りるたもしま。

下降した左俣は、登った右俣以上に山葵田跡が多い。山葵田の持ち主が住んでいたと思われる小屋もあった。

窓には、小屋を壊した者を恨むような文言が書かれていた。生活感と怨み言の残る小屋は、なかなか印象的だった。

山葵田はそのまま放棄されていて、ブルーシートやホースが散乱し、ごみだらけだ。

左俣の大滝といえる20m+7m滝。直登は厳しそうだ。この大滝が良いアクセントになっている。

大滝の下流は容易に下れる小滝が続き、楽しめた。

・感想(たもしま)
浅間沢は、山葵田跡ばかりの沢かと思いきや、大涸棚や大滝もあって、それなりに楽しめる沢だった。こんな沢でも、丹沢にあればそれなりに登る人がいるだろうに。

・感想(たな)
2025年に入り、台湾や沖縄での沢登りはしてきたが、いつも通りの時期にいつも通りのエリアでは「沢初め」と言える安倍川浅間沢散策だった。
快適な枯棚登り、沢の本流筋の流路を変えて全面ワサビ田にした跡地、なんか怨々しい落書きがびっしりある謎の空き家等、短いながらもキャラが濃い沢だった。
半日行程の沢だが、昼入渓のため今日はこの1本でおしまい。

装備・コースタイム

12:23 出発 – 17:04 帰着
(合計4:41/距離4.5km、登り660m、下り664m)

右俣大涸棚を登るなら、クライミングシューズまたはラバーソール

遡行図

下山メシ&周辺施設

○和風食堂みずし
メニューが豊富で、どれも美味しそうだった。お薦めのみずし御膳(写真)をいただいたが、肉も魚も楽しめるので良かった。

他の記録

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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