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大隅|ナメエゴ沢右俣遡行・刀剣山大滝沢下降

2024.05.05

記録

日程
2024年5月5日
メンバー
たもしま、たな、ポムチム
天候
晴れ~曇り
体2攀3悪2藪0水3
たもしま★5、たな★5
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • ナメエゴ沢右俣[支流]:2級上
    増水時に訪渓。下部は花崗岩のゴルジュが続き、結構美しく、多少泳ぐところもある。右俣出合の滝は右壁にボルトが打たれているが、水線をフリーで登れる。右俣の方が登れる滝が多く、左俣より遡行価値が高いと思われる。ラバーソール適。ブヨ非常に多し。
  • 刀剣山大滝沢:1級上
    増水時に訪渓。刀剣山大滝はかなり立派な多段滝で、ボルト連打で人工登攀されている。立木伝いに水流沿いを懸垂下降可能。この大滝以外は概ねゴーロの沢であり、遡行価値は低い。ナメエゴ沢遡行時の下降ルートとしては使いやすい。ブヨ極めて多し。

ナメエゴ沢は、大隅半島では本流の猿ヶ城渓谷と並んで名前の挙がる代表的な渓谷だ。2024年GWの大隅遠征では、前日の牛牧川(大箆柄沢)とともに、この沢を旅のメインに据えていた。

入渓するといきなり泳ぎが始まる。磨かれた花崗岩のゴルジュで、丹沢の小川谷廊下を一回り大きくしたような雰囲気だ。

短いながらも泳ぎのある区間がその先も続く。

ナメの美しさはほどほどといったところ。

シャワーで登る小滝も連続する。

苔むした側壁の間に落ちる二条の滝は、そのまま直登もできるし小巻きで突破も可能。実力に合わせて遊べる。

この滝も小巻き可能だがtamoshimaが攻める。

「ナメエゴ沢支流」と呼ばれることの多い右俣に入る。この側壁にかかる滝をたなリードで進む。

寒いのになぜか釜に浸かりまくるポムチム。

ヌメりが出てくるものの、手頃な滝が次から次へと現れる。ほとんどの滝は難なく直登でき、倒木が散らばる多段の滝も現れる。

挑戦すれば登れる難しめの滝もあり、ここではロープを出して滝の左を登った。

源頭では空が開け、岩盤の上を流れる開放的なナメが迎えてくれた。

「こういうのでいいんだ」と思える、最後まで中だるみのない遡行だった。

下降には刀剣山大滝沢を使った。大滝以外にこれといった見どころはないが、大滝の落ち口に立つと遠くまで視界が開ける。

スラブでできた上段の滝20mはなかなかの迫力だ。滝のすぐ横を懸垂下降していく。

続く大滝下段でもロープを張り、下降を始める。

大滝を間近に見ながらの懸垂下降は爽快で、下降路としてとても楽しめる。50mロープを2本持っていったが、過不足はなかった。

下りきって振り返ると、大滝の全景を見上げられる。

大滝を眺めて一息つきたいところだが、ブヨの大群にたかられてそれどころではない。GWの時期はブヨが大量に発生するようで、特に私が集中的に狙われ、さすがに音を上げた。

ナメエゴ沢は、鹿納谷や祝子川のような九州を代表する美渓と比べると景観では一歩譲るが、沢登りとしての楽しさは引けを取らない。大隅半島を訪れる沢ヤなら、ぜひ組み込みたい一本だ。これで2024年GWの大隅半島めぐりは終わりとなったが、今回訪れられなかった猿ヶ城渓谷などにも、今後訪れたい。

装備・コースタイム

7:13 出発 – 13:10 横岳登山口 13:14 – 16:42 帰着
(合計9:29/距離10.2km、登り1,090m、下り1,089m)

遡行図

(tamoshima記)

下山メシ&周辺施設

○大隅の鳥刺し
大隅半島は、郷土料理「鳥刺し(鶏刺し)」の本場の一つだ。店名は失念してしまったが、近所の精肉店にて鳥刺しを何種類か購入して楽しんだ。

他の記録

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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