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身延山地|福士川 ばらん沢遡行・下ん沢下降

2025.11.22

篠井山は、福士川、御堂沢、鯨野川等を筆頭として、面白い沢が多い山域であり、これまで多くの沢を訪れてきた。南面にあたる下ん沢・ばらん沢は静岡山の仲間山岳会により昭和35年に下降されているが、結構面白そうに書かれているので、そのうち訪れようと思っていた。この週末は折角の3連休だったが、特に遠出してまで行きたいところもなかったので、訪れてみることに。

記録

日程
2025年11月22日
メンバー
たもしま、たな
天候
晴れ
体2攀2悪1藪0水2
たもしま★4、たな★4
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • 下ん沢:2級
    車道の下には手ごろな小滝が連続している。車道から上に見える18m滝は結構立派だが、無名らしい。その上の13m滝は登れば楽しめそうである。その上流は伏流ゴーロ、容易な小滝群と続く。わざわざ行くほどの沢ではないが、近隣からなら行ってみても良いかもしれない。
  • ばらん沢:2級
    水量が少なく、中間部には長い伏流区間がある。滝はそれなりにあるが、見栄えや登り応えの面で特筆するようなものはなく、わざわざ訪れるほどでもない。近隣から、晩秋・初春に行くには悪くはない。推奨ソールは微妙。

下ん沢の橋の左岸側の空地に駐車。まずは下ん沢に入渓し、福士川へ向けて下降。さほど苦労しない小滝が多く、悪くない渓相。

福士川本流は以前遡行したが、相変わらずスケールの大きい川だ

ばらん沢は、この滝で福士川に合流している。結構ぬめって先行きが不安になる。

2段12m滝を左から登ると、

怪しげな径路が横切った。上徳間へ行けそうな路だが、反対方向は完全に崩壊している。

直後の10m樋状滝は、左から小さく巻く

伏流ゴーロとなり、それが結構長い…

暫くして伏流は終わったが、水はかなり少なくなった

登れる滝もそれなりに出てきて、最後は急なナメを経て、トラバース気味に登って尾根へ出て、下ん沢へ。

下ん沢上部は水が少ないが、クライムダウンできる滝が多く、クライムダウンの訓練にはなった。

林道と伏流ゴーロ、さらに取水堰跡を経て、水量が増えてきた。13m滝は懸垂下降したが、ぬめりに気を付ければ登れそう。

最後に、駐車地点から見えていた18m滝を巻き下り、終了。車に戻ると、車のドアが開けっぱなしであった。こんなミスは初めてだ…。幸い何もなくなっておらず、一安心。

滝見台がきちんと整備されている滝だが、上徳間の集落の方によると、特に滝名はないらしい。

下ん沢・ばらん沢ともに、予想より水量が少なくて伏流区間が長く、いまいちだった。篠井山にはもっと面白い沢が数多くあるので、どうせならそちらを訪れた方が楽しめるだろう。
 とはいえ、そのことを確かめられ、目的は達成されたので良かった。
 車のドアを開けっぱなしで出かけるという、あり得ないようなミスは反省。

装備・コースタイム

9:10 出発 – 12:43 稜線上 12:48 – 14:59 帰着
(合計5:49/距離5.8km、登り936m、下り918m)

・ぬめり強めだがラバーソールの方がマシか

遡行図

地名

○下ん沢
 指導標 篠井山特集号(静岡山の仲間山岳会,1961)及び上徳間集落での聞き取りに拠る。中部山岳の渓流(鈴野,1976)では「下ノ沢」。

○ばらん沢
 指導標 篠井山特集号(静岡山の仲間山岳会,1961)に拠る。上徳間集落での聞き取りでは、知らないとのことだった。中部山岳の渓流(鈴野,1976)では「上ノ沢」。

下山メシ&周辺施設

○天空の古民家遊
古民家をリノベーションしたモダンで趣ある店内で、囲炉裏を囲みながら地元の食材を使った美味しい手料理をいただく。スタッフさんも温かい方ばかりで素敵なコンセプトのお店だ。小鉢の品数が多く、大変満足。

他の記録

○下ん沢
 下記1件の下降記録(上部のみ)のみを確認。
・1960年3月6日 下降 「指導標 篠井山特集号」(静岡山の仲間山岳会,1961)

○ばらん沢
 下記1件の下降記録(最下部を除く)のみを確認。
・1960年3月6日 下降 「指導標 篠井山特集号」(静岡山の仲間山岳会,1961)

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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