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白峰南嶺|早川 沖小黒沢遡行・滑河内左俣下降

2025.06.07

記録

日程
2025年6月7日〜8日
メンバー
たもしま、たな
天候
1日目:曇り時々晴れ一時小雨
2日目:曇り時々晴れ
体2攀2悪3藪0水3
たもしま★6、たな★6
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • 沖小黒沢[北コグロ沢]:3級上
    3段90mの大滝は非常に立派で一見の価値があるが、登攀不能で巻きは大変。上部にも総落差60m程度の連瀑があり、これは登れるが、ぬめりや脆さで快適とは言えない。他は概ねゴーロが多く、登れる滝は少ないため、沢登りには適していない。
  • 滑河内左俣:3級上
    止まることのない崩壊により常に白濁した水が流れ、側壁は高く、登れない滝を連ねるゴルジュを持つかと思えば広大なゴーロ帯もあるという、台湾の中央山脈に似た渓相の沢。下降の場合は懸垂下降の連続、遡行の場合は高巻の連続となる。
     左俣に入ると大した滝はなく詰め上がる。

入渓してすぐは堰堤が続くが、容易に巻ける。建設省/国土交通省直轄砂防堰堤には大抵こういう無駄に立派な銘板がある。

堰堤群を越えると手頃な小滝が出てくる

手頃な小滝?

16m滝:この滝の巻きで失敗して敗退した方がいるようだが、普通に巻けた。

3段90m大滝:ドローンで撮影した写真。かなり立派だが、残念ながら登れそうにない。

地上から見るとこんな感じで、3段目はよく見えない

大滝を苦労して巻くと、14m斜瀑が出てくる。これは直登したが水が冷たく辛い。

しばらくゴーロを登ると6m滝。直登は出来ず支流の滝を登って巻いた

クライマックスの連瀑帯が始まる
富士山をバックに滝を登るたな

上部連瀑帯中で最も立派な20m滝。下部のみ左から巻いて上部を直登したが、脆さと冷たさとぬめりがあり、悪かった。

上部連瀑帯の最上段の15m滝。脆いが登りやすい。

一転して平穏な流れになる
最後の2段7m滝
滑河内左俣はこの程度の小滝が多い

滑河内左俣の最下流の2段10m滝。懸垂下降したが、遡行なら登れるかも。

右俣を合わせ、水量が増えてくる
それなりに快適だった幕営地

翌日はゴルジュ帯の下降から始まる。これは18m滝。釜は埋まっていて浅い。

8m滝

不動滝35m:これはなかなかの見応え。懸垂下降も結構長く感じた。

7m滝。ここまで懸垂下降の連続。
綺麗なナメ滝

核心のゴルジュが終わっても意外と滝が多い

最後の10m滝:容易に巻ける。すぐに取水堰堤が出てきてそこからは整備された径路。

 久々に天気が持ちそうな週末は、未知の大滝がありそうで気になっていた沖小黒沢へ。下降ルートとしては、遡行だと巻きが大変そうな滑河内とした。

 沖小黒沢はガレとゴーロが想像以上に多く、あまり好みの沢ではなかったが、大滝は期待以上に素晴らしく、一見の価値があったので良かった。2つ目の連瀑帯は概ね直登できたのも良かった。
 滑河内は、目の前の滝を懸垂下降してその先大丈夫だろうかというドキドキを感じながらの沢下降になり、結構面白かった。不動滝は落差こそそれほどではないものの、枝沢の滝と合わせて2条の滝となっており、なかなかの滝だと感じた。
 全体として、1.5日の山行としては十分充実していた。時期的なものもあるだろうが、水がかなり冷たかったのが印象的。

装備・コースタイム

1日目:6:43 出発 – 13:13 鞍部越え – 15:58 帰着
(合計9:15/距離6.7km、登り1,557m、下り904m)

2日目:7:30 出発 – 8:30 不動滝 9:07 – 11:49 滑河内水管橋 11:50 – 12:08 帰着
(合計4:38/距離3.7km、登り239m、下り810m)

ラバーソールだったが、フェルトソール+チェーンスパイクの方が良いかも。
電動キックボードで車回収。

遡行図

地名

・沖小黒沢は、富士川砂防での呼び名。中部山岳の渓流(鈴野)では、「北ユグロ沢」と記載されているが、コとユが誤植されたものと推測。
・滑河内の読みは、「なめらごうち」(三角点の点の記に拠る)。

他の記録

○沖小黒沢:途中敗退の記録1件のみ
滝いろ(2022):https://splasher.jp/waterfalls/okioguro_1st.html

○滑河内:記録多数。遡行図があるのは下記。
・その空の下で。。。(2010):http://sonosoranoshitade.web.fc2.com/sonosoranoshitade5/page018.htm

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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