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身延山地|興津川 正木沢右俣遡行・小萩沢左俣下降

2026.03.28

興津川左岸には急峻な谷が多いが、中でもゴルジュが発達して滝が多そうな地形なのが、正木沢の右俣。これを登り、ついでに小萩沢の左俣を下る計画とした。

記録

日程
2026年3月28日
メンバー
たもしま、たな
天候
晴れのち曇り
体2攀2悪2藪0水2
たもしま★5、たな★5
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独自の5大要素(体力・登攀・悪さ・藪漕ぎ・水量)を1〜6段階で数値化した沢の個性化パラメータです。従来のグレード(難易度)とは異なります。

・定義や意図は「源流徘徊」を参照。

・従来の一般的なグレードについては、たもしまが付けているものを採用しています。

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★10段階で評価。個人の好みや思い出要素も含みます。

  • 正木沢右俣:2級上
    ゴルジュが発達した礫岩の沢で、登れる滝が多く、遡行価値が高い。直登が難しい滝もあるが簡単に巻ける。県境を隔てた南部町の沢によく似た渓相である。水量は少なめなので雨後にも良い。フリクション良好でラバーソール適。
  • 小萩沢左俣:2級
    礫岩の沢だがゴルジュはあまり発達しておらず、登れる滝は少なめで、水量は少ないため、遡行価値は低い。正木沢右俣を遡行した場合の下降ルートとしては適している立地であり、沢下降の練習には良い。
最初の4m滝
意外と深い釜もある

ゴルジュとなり、奥には登りにくい8m滝。

苦労して登ってみたが、左から巻けば一瞬だろう。

二俣の手前にインゼルがあり、一瞬二俣と誤認した。中央のリッジから登った。

9m樋状の滝は、上部でシャワーを浴びて直登

インゼル状になっている10m斜瀑も快適に直登

登れそうにない10mCS滝を巻いて懸垂下降し、4m滝の先で岩をくぐる

7m滝を直登すると、
すぐに30m多段滝が始まる
なかなか爽快な登攀だ

30m斜瀑の上部は結構高度感もある

10m滝は左から巻くこともできるが、ロープを出してトラバース気味に落ち口へ。結構バランスを要した。

岩の詰まった滝は右から容易に登って、暫くすると水は伏流しがちになってくるので、遡行終了として詰める。

ミツマタが満開だ

小萩沢左俣へ下ると、いくつかの滝の後にちょっとしたゴルジュが現れ、3m滝をクライムダウン。

手頃な小滝が続く箇所もあるが、正木沢右俣と比べると、水量も少ないし微妙な渓相だ

6m滝を懸垂下降

右岸から巻いた20m斜瀑。結局、あまり水が増えないまま、中俣と合流した。沢の右岸に見つけた径路から、駐車地へと戻る。

正木沢右俣は、典型的な礫岩の沢で、ゴルジュの発達は予想ほどではなかったものの、登れる滝が多く、水量もそれなりにあって、なかなか楽しめる沢だった。関東からも近く、結構お薦めできる1本だと思う。
 小萩沢左俣は登れない滝が多くて水量が少なく、わざわざ行くような沢ではなかったが、ついでに下降すれば、沢下降の練習にはちょうど良いのではないか。
 馴染みの身延山地で、また1つ、良い沢を発見でき、充実した山行だった。

装備・コースタイム

9:34 出発 – 13:37 詰め終わり – 16:12 帰着
(合計6:38/距離5.6km、登り932m、下り932m)

・ラバーソール適
・ロープは50mを推奨

遡行図

地名

沢名はしずマップに拠る。現地にも案内板あり。

下山メシ&周辺施設

○茶茶
興津川流域の貴重な食堂。女将さんの温かい手料理をリーズナブルにいただける。カラオケもあり、地元の方の憩いの場になっているようだ。

○西里キャンプ適地
トイレ有り、水道ありの無料キャンプ場。
最高の車中泊スポットだ。

他の記録

記録未見

〇本件ヤマレコはこちら

1994年生。ぶなの会所属。大学に入ったタイミングで沢登りを始め、沢登り歴13年、訪れた沢は約1000本。沢を登るだけでなく下りも交え、一層その流域への理解を深めたいと考えている。最近は、情報の乏しい隠れた秀渓を探すのにハマっている。

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